こんにちは。FANTREPOTです。NEWSにて、FANTREPOTの新サービス、リラクゼーションFAN、Re:Voetについてご紹介させていただきました。
「マッサージって効果があるの?」
「なんとなくやってみても本当に効いているのかは謎…」
マッサージについて、そんな風に思っている人も少なくないはず。今までマッサージについての科学的解明はされていなかったため、マッサージが身体にいいと言える根拠や理由はありませんでした。しかし、2021年10月6日に発表された、ハーバード大学の論文で、その歴史が覆されました。
《目次》
1、マッサージの効果が科学的に解明された!
2、マッサージと疲労回復のメカニズム
3、マッサージの研究は続く
1、マッサージの効果が科学的に解明された!
ハーバード大学で行われた動物実験によって、マッサージの効果が科学的に解明されました。今までマッサージは気休めでしょと思っていた方もいるかもしれませんが、なんとその効果が立証されたのです。
その実験内容は、『脚の筋肉を損傷させたマウスに、一定の強さの患部マッサージを14日間し続ける。』というなんともシュールな実験…
結果、マッサージを受けていたマウスは、ただ放置されていたマウスと比較して、筋肉の再生速度が2倍になり、瘢痕(組織に消えにくい傷痕)が残る可能性を大幅に減少させていたことが発見されました。また、筋肉の断面図を比較するとマッサージを受けていたマウスの方が筋繊維がより太くなっていたのです!
2、マッサージと疲労回復のメカニズム
では、なぜマッサージが疲労回復に効果的なのでしょうか?そこには全く解明されてこなかった、あるメカニズムがありました!
①役割を終えた炎症物質・好中球を洗い流す効果があった
炎症物質は好中球という免疫細胞を呼び込みます。破壊された組織の細胞を排除し、筋肉を増殖させる働きのある好中球。しかし、好中球はダメージのある部分へ筋肉をつけることを邪魔していたことが判明しました。研究者は、「炎症反応は、治療の初期段階にとっては重要ですが、再生プロセスの効率化には、炎症が迅速に消えることも同じくらい重要です。」と述べています。マッサージの効果は、『役割が終わった炎症細胞や免疫細胞を洗い流し、再生プロセスを前倒しにすること』が本質のようです。
②好中球排除に最適なタイミングは『3日目』
研究者たちは、マウスの実験を繰り返し、『筋肉損傷後3日目から好中球を排除し始めることが、最速の治療に結びつく』ということを発見しました。損傷から3日経過したマウスの血液から好中球を排除すると、マッサージをしなくても大きな強度回復をしたのです!
・マッサージを行うことで炎症を洗い流すことができる。
・回復初期には炎症物質や好中球が必要。損傷後3日目から好中球を排除することが回復促進に効果的。
と科学的に証明されたのです。
3、マッサージの研究は続く
前述の研究結果は現在、マウスに限られています。研究者たちは今後、より大きな動物に対して同様の実験を行うことで、分子・細胞レベルでの検証を行い最終的には人間に対してテストすることを目指す とのこと。人間に対する検証が成功すれば、マッサージは科学に基づく医療行為として完全な地位が認められるでしょう。これからの発展に注目です。
*参考文献
Massage doesn’t just make muscles feel better, it makes them heal faster and stronger
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